赤ちゃんや子供がいる家の安全な高速スマホ充電を考えた

2021年10月12日家電・ガジェット

現代育児にスマホは欠かせません。

困ったときの調べごと、生活の記録、写真、たまには息抜きとして使うかもしれません。スマホには充電が欠かせないのですが、それに使うコンセントやコードは赤ちゃんや小さい子供にとっては危険なものにもなり得ます。

ということで、赤ちゃんがいる部屋におけるスマホ充電について

・安全安心である

・便利である/ラクになる

を達成するための工夫や商品紹介をしてみます。

赤ちゃんがいると起こる問題

0歳でベッドの上から動かない赤ちゃんならいいのですが、1歳前後でハイハイをし始めると部屋に放流しているだけで部屋中のあらゆるものが危険物になります。

特にコード類やスマホは幼児の大好物で、

・コードを口に入れる/噛む

・コンセントに刺さっているコードを引っ張る

・スマホを投げる

・コンセントの穴にモノを入れる

のようなことを目を離したスキにやってきます。

うちはワイヤレス充電器を使っているので充電コードの接続部分がむき出しになることはありません。しかしここを噛んだりなめたりすると、充電器が故障したり微弱な電気が流れることによる危険もあるようです。

コード周りは高いところに設置するという解決策もあります。ただ通常コンセントは低い位置に設置されていて、改造するにも賃貸だと大変です。ということでできるだけ面倒な工事や作業はない方向で考えます。

ワイヤレス充電器のほうが安心

今回は利用頻度の高いリビングについて考えます。

まず充電器を有線からワイヤレスにすることで、噛まれて故障するリスクや危険を少なくします。うちは昔買った「Anker PowerWave 10 Pad」を使い続けています。

Amazonで6,500件もレビューがあってめちゃくちゃ使われているのですが、充電のスピードが遅かったりうまくいかないのが不満でした。(これが後ほど解決することになるとは、、)

ワイヤレス充電器はコードを刺す必要がなく置くだけでよいため、片手がふさがることの多い育児の助けになりそうです。場所によっては丸形よりスタンド型の「Anker PowerWave II Stand」のほうがいいかもしれません。

使っているスマホがiPhone12シリーズならマグネットでくっつく「純正MagSafe充電器(Apple公式サイト)」も便利そうです。アップル純正だけでなくAnkerも同じ機能をもつ製品「Anker PowerWave Magnetic Pad Lite」出していますが、7.5Wだから純正MagSafe充電器より遅くなりそうです。

ただワイヤレス充電器は便利なのですが、充電のスピードは有線にはかないません。あと少しで出かけなければならないときや充電し忘れたときのために有線もあるといざというときに助かります。

どの製品を買うべきかはもう少し先で詳しく説明します。

スマホ充電を高速化する

上記ではワイヤレス充電をおすすめしましたが、「ワイヤレスで充電できる」ことと「ワイヤレスで高速充電ができる」のはまったく違うことに注意しなければいけません。

例えばAnker製のAmazonで一番売れたワイヤレス充電器「Anker PowerWave 10 Pad」の商品説明欄を見てみます。

最先端の充電スピードを:充電効率を高め、iPhoneへは従来のワイヤレス充電器に比べ、充電スピードが約10%高速化した7.5W出力充電が可能です。また、Galaxyへ10W出力によるフルスピード充電を実現しました (※ 本製品はApple製スマートフォンに付属の充電器 (5V/1A出力) およびパソコンのUSBポートに対応していません。5V/2A以上のACアダプタをご使用ください)。

急速充電モードを使用する場合、Quick Charge 2.0/3.0対応急速充電器(12V対応)が必要です。標準充電モードを使用する場合も5V/2A出力以上の充電器が必要です。

また、本製品はApple製スマートフォンに付属の充電器(5V/1A出力)には対応していませんのでご注意ください。

激安アダプタやiPhone購入時に付属していたアダプタでは高速充電はもとより充電自体がうまくできないということです。急速充電モードを使用するためには、アダプタが”Quick Charge 2.0/3.0対応急速充電器(12V対応)”である必要があります。

うちで使っている充電器の端子はUSBだったのでこちらの「Gigastone 18W USB急速充電器 2個セット」を購入しましたが、充電器の端子がUSB-Cなら「Anker PowerPort III Nano 20W(Amazonへ)」やアップル純正の「20W USB-C電源アダプタ(Apple公式サイト)」でもいいでしょう。

有線の充電器もスマホ購入時に付属していたものではなく20W対応のものを選べば、一般的な5W出力の充電器に比べて最高3倍の速さで充電することが可能です。iPhone12であれば約30分で50%まで充電が可能です。ちなみに5Wだと50%になるのに約1時間30分かかります。

20W対応のアダプタや対応するケーブルは多くどれを選べばいいのか難しいです。そんなときはある程度信頼できるメーカーでアダプタとケーブルがセットになっている「Anker PowerPort III Nano 20W with USB-C & ライトニング ケーブル」のようなものを選ぶと失敗する確率も低く金額もお得になります。

コード類を隠す/しまう

たとえ充電が早くなったとしても、コード類を外に出しておいてはいけません。

充電時間を短くすることは完了したので、次はコンセント周りを触らせないための工夫です。

コードボックスに収納

充電器やケーブルがそのままになっていると遊ぶので、その他のケーブルと一緒にボックスにすべて入れておきます。ワイヤレスの充電器だけボックスの外で固定したり、コードで充電したいときばボックスのなかにしまっておくのがよさそうです。

「ケーブルを入れるだけの箱なのに高くない?」と思いましたが、おそらく今後何年も使うものなのでよく考えたら激安です。

コードボックスに鍵をかける

ボックス開けられたら意味がないので、固定できないボックスの場合には簡易的に取り付けられるストッパーをかけておきます。

電源タップは蓋をする

コードが隠れていてもコンセント部分は引っこ抜かれます。ここはコンセントカバーで蓋をします。

コンセント部分のネジを外してこれに交換するだけなので設置は難しくありません。うちは問題なく設置できていますが、レビューを読むとまれに相性の悪いコンセントもあるみたいです。

まとめ

今回は滞在時間の長いリビングでのスマホ充電とコンセント周りについて考えてみました。

今後は家のなかで充電できるポイントを徐々に増やしたりすることでより便利になりそうです。あとは「寝室にスマホ持ち込みたくないがないと困る」寝室のスマホ問題をどうにかしなければなりません。

2,000円〜3,000円程度で買える充電がラクになるワイヤレス充電器や充電速度が3倍になる高速充電器は地味だけど確実に幸福度を高めます。数年は使うものなので確実に元はとれるので今すぐ買ったほうがいいです、、、

Posted by にしり