Google Home(Nest)で自宅をスマートホーム化する全記録
人間は誰しも面倒なことはやりたくない生き物です。人の怠惰が機械化や自動化を進めてきました。
家のなかのモノをネットでつなぐスマートホームがAmazonとGoogleを中心に盛り上がり、声で家電を操作したり、掃除や洗い物が知らない間に終わったり、エアコンやお湯を遠隔・自動で操作するという少し前なら夢のようなこともできるようになりました。
この記事は、面倒なことはできるだけ減らしたいし無駄なことには時間を使いたくない人がGoogleのデバイスを軸にしてスマートホーム化に取り組む記録です。
赤子含む4人家族でそんなに広くない2LDKマンションに暮らしています。賃貸なので設備は交換するような大規模な改修はできません。スマートホーム化が目的にならないように、実際の使い心地やコスパなんかも考えながら進めていこうと思います。
Google(Google Home/Nest)とAmazon(アレクサ)どちらにするか問題
スマートホームについてネットで調べるとまず悩むのが「AmazonとGoogleのどちらのデバイスにするべきなのか?」ということです。
現段階では圧倒的な差や決定的な違いはなく、利用頻度の多いサービスや最終的には好みで決めればいいのではと考えます。個人的にはYouTubeやYouTube Kidsの利用頻度が高そうなことと、デバイスといったハード面とアプリなどのソフト面ともにデザインが好みであることが理由でGoogleを選択しました。
個人が運営するブログではやたらAmazonのAlexa(アレクサ)がやたらとおすすめされています。確かにAlexa対応製品がAmazonでわかりやすくて便利といった理由もありますが、ブロガーがAmazonを推すのはアフィリエイトで収益化しやすいからだと思います。Amazon Echoは確実にAmazonに置いてありアフィリエイト利率は4.5%と高く、さらに関連製品の購入まで見込めるのは魅力的です。Googleストアを紹介して購入されてもアフィリエイト収入はないので、収益化するならAmazon Echoを扱ったほうが効率的です。
話は逸れてしまいましたがそんなことは多くの人の関心のないことですので、さっそく各デバイスを紹介していきましょう。
Google Nest Wifi ルーター
Google純正のWi-Fiルーターです。今まではAmazonや家電量販店で売っている格安のものやソフトバンク光から貸し出しされるルーターを使用していましたが、今回は気合を入れて購入してみました。(価格は高い)
Googleがやっているだけあって各デバイスとの接続のスムーズさはもちろん、速度や製品自体のデザインも満足できるものです。現在使っているルーターを買い替えて設定し直すのは面倒かもしれませんが、引っ越しやネット回線の切り替えタイミングでルーターも変えてしまうのがいいのではないでしょうか。
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Google Nest Mini
スマートホーム化のハブにもなる音声入力デバイス。ディスプレイのついていないシンプルなGoogle Nest Miniは5,000円程度で購入可能です。
声で操作するのは便利なのですが、声ですべてを操作しようとすると逆に不便になることもあります。照明のオンオフだったり天気を聞くような回答の精度が高いもので活用すると非常に便利です。
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Chromecast with Google TV
旧Chromecast はスマホやPCで見ているYouTubeやNetflixなどをテレビ画面に映すことができるというデバイスでした。これが「Chromecast with Google TV」に進化しGoogle TV と物理リモコンが追加されたことによって、100倍有用なものになりました。
Google Nest Miniなどの音声を認識するデバイスを一緒に使うことによって、
「ねぇGoogle、テレビでチャーハンの作り方の動画を流して」
「ねぇGoogle、ゾンビの映画が見たい」
といったものに対応することが可能です。
声で操作できるという点も便利なのですが、そもそもスマートホームとか関係なく買っておくべきものです。ちなみに「Chromecast」と「Chromecast with Google TV」がありますが、絶対に「Chromecast with Google TV」を買ってください。
↓Chromecast with Google TV の詳しい記事はこちら↓
シーリングライト
スマートホーム化するなら照明もしっかり設定しておきたいところです。スイッチがあれば必要なさそうにも感じますが、声でオンとオフが操作できるのは意外と便利です。
何社かが Alexa/Google Home(Nest)対応のシーリングライトを出していますが、うちはTALOYAのシーリングライトにしました。商品ページや使用レビューをみると各商品の機能にそこまでの違いはなさそうです。少なくとも個人的にはここのメーカーじゃないといけないというものはありませんでした。
最終的な決め手は照明自体とリモコンのデザインです。
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余談:スマートホーム化より人感センサー電球買うべき
スマートホーム化の目的は、繰り返しの作業を自動化して面倒を減らしたり機械ができることは機械に任せて時間を生み出すことです。自動化できるものを探し回ったり必要のないデバイスを買い足したりするのは本末転倒です。好きでやっている趣味ならいいのですが、設定に一日中時間をとられるようなことも本来の目的と大きく異なります。できるだけ省力・省コストで最大の効果のあるものから順番に進めていくべきです。
今回家のなかのものを買い揃えて一番有用だったのが人感センサー電球でした。最高すぎて玄関、廊下、トイレ、押入れで4つ買いました。人感センサーLED電球の機能は単純で、人を感知したら点灯し人がいなくなって少し時間が経つと勝手に消えるというものです。また昼間などの明るさが十分なときには電気はつきません。
対応電球にすればネット経由で操作することも可能ではありますが、玄関、廊下、トイレ、押入れの電気は、明るさ調整や遠隔操作、スケジュール設定のどれも必要ありません。こういうところまでスマートホーム化するのは無駄でしかありません。
ただ電球を交換するだけの面倒な設定なしで数年間使える人感センサーLEDは全員買ってください。
Google関連デバイスや家電が追加された場合には追記していく予定ですので、気が向いたころにまた読んでみてください。
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